畳・帖の平米換算 — 京間・中京間・江戸間・団地間で6畳が変わる
「6畳は何平方メートル」は規格を選ばないと答えが出ません。京間・中京間・江戸間・団地間の四規格で面積と坪を出し、広告に書ける帖数(1畳を1.62平方メートルとして換算)も並べます。
畳・帖と平方メートルの換算 — 6畳は規格で 8.64 から 10.93 m²
「6畳は何平方メートル」に一つの答えはありません。畳は一枚の大きさが規格で違い、京間・中京間・江戸間・団地間で6畳が 8.64 m² から 10.93 m² まで動きます。規格を選ぶと面積・坪・広告に書ける帖数が出ます。
すぐわかる答え:畳の規格ごとの面積
| 規格 | 1枚 (m²) | 6畳 (m²) | 8畳 (m²) | 6畳の広告帖数 |
|---|---|---|---|---|
| 京間(本間) | 1.822 | 10.93 | 14.58 | 6.7帖 |
| 中京間(三六間) | 1.653 | 9.92 | 13.22 | 6.1帖 |
| 江戸間(関東間) | 1.545 | 9.27 | 12.36 | 5.7帖 |
| 団地間(五六間) | 1.44 | 8.64 | 11.52 | 5.3帖 |
畳一枚 = 長さ × 幅(尺)× (10/33 m)²。不動産広告の「帖」は1帖 1.62 m² 以上で換算するので、江戸間の6畳(9.27 m²)は広告では 5.7帖です。物件資料に平米数があればそちらが先です。
| 面積 | — |
|---|---|
| 坪 | — |
| 畳数(この規格) | — |
| 広告に書ける帖数 | — |
| 畳一枚の大きさ | — |
| 京間なら | — |
| 中京間なら | — |
| 江戸間なら | — |
| 団地間なら | — |
| この寸法の根拠 | — |
同じ「6畳」が 8.64 m² から 10.93 m² まであります。畳は一枚の大きさが規格で違います。 京間は6尺3寸 × 3尺1寸5分、中京間は6尺 × 3尺、江戸間は5尺8寸 × 2尺9寸、団地間は5尺6寸 × 2尺8寸。 6畳で敷くと京間が 10.93 m²、団地間が 8.64 m² で、差は 2.29 m²、江戸間の畳およそ1枚半にあたります。 物件の情報に規格が書かれていることはまずないので、平米数が併記されていればそちらを先に読みます。
広告の「帖」は畳の枚数ではありません。不動産の表示に関する公正競争規約の施行規則は、 住宅の広告に畳数を書くとき、1畳あたりの広さを 1.62 平方メートル以上として換算するよう定めています。 1.62 m² は 180 × 90 cm です。江戸間の畳を6枚敷いた部屋は 9.27 m² ですから、広告に書けるのは 5.7帖 まで。 逆に京間の6畳は 10.93 m² あるので 6.7帖 と書けます。帖は畳を敷いていない洋室にも使う表記なので、 枚数ではなく面積の言い換えだと考えてください。
中京間だけが、2枚でちょうど1坪です。中京間の畳は3尺 × 6尺。2枚並べると6尺 × 6尺で、 これが1坪の定義そのものです。1尺は 10/33 メートルなので、1坪は (60/33)² = 400/121 = 3.305785… 平方メートル、 小数では終わりません。京間の畳は1枚 0.551坪、江戸間は 0.467坪、団地間は 0.436坪で、「2畳=1坪」が成り立つのは 中京間だけです。このページは尺のまま分数で計算し、表示するときだけ丸めます。
関西は畳割り、関東は柱割りです。京間の家は畳の寸法が先にあって、それに合わせて柱の位置を 決めます。江戸間は柱の芯々を6尺で割ってから、残った内法に畳を合わせて切ります。だから同じ江戸間でも部屋ごとに 畳の寸法が変わり、既製品の畳がそのまま入るとは限りません。木造の在来工法ではこの割り方が地域の慣習として残り、 新築の集合住宅では和室そのものが減って、畳数だけが部屋の広さを言う単位として残りました。最後の根拠は実測です。 図面なら壁芯か内法かを確かめ、部屋なら内法を測ってください。
現場で確かめること
誰が言った「6畳」か. 畳数を聞いたとき、私が最初に確かめるのは、その数字がどこから来たかです。現場や施主との会話で出る「6畳」は、和室なら畳の枚数ですが、畳の無い部屋の広さを言っているだけのこともあり、どちらにしても規格が決まるまで面積になりません。広告の畳数は反対に、1畳を 1.62 m² 以上として面積から換算した数なので、部屋の広さの下限として読めます。この二つを同じ欄に並べると、同じ部屋の数字が食い違います。ですから私は、聞いた畳数には規格を書き添えて m² に直し、記録には m² のほうを残して、その m² が壁芯か内法かも一緒に書いておきます。坪で話が来たときも同じで、「2畳で1坪」の暗算は中京間でしか合わないので、江戸間の6畳を3坪とは書かず、2.803坪と書きます。
1尺 = 10/33 m(正確値)。1坪 = 6尺四方 = 400/121 m² ≈ 3.305785。 四つの規格寸法(京間 6尺3寸 × 3尺1寸5分、中京間 6尺 × 3尺、江戸間 5尺8寸 × 2尺9寸、 団地間 5尺6寸 × 2尺8寸)は建材と不動産の実務で通用している慣習寸法で、法令や規格が定めた寸法ではありません。 センチ表記(191 × 95.5、182 × 91、176 × 88、170 × 85)はこの尺寸を丸めたものです。 広告の畳数を1畳 1.62 m² 以上で換算する決まりは、不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約」 の施行規則によります。壁芯と内法の別、および現場での畳の切り詰めはこのページの範囲外です。
計算例
6畳の部屋は何平方メートルですか。
- 江戸間の畳は5尺8寸 × 2尺9寸、つまり 16.82 平方尺です。1尺は 10/33 メートルなので、1枚は 1.5445 平方メートル。
- 6枚で 9.267 平方メートル、坪に直すと 2.803坪。
- 広告に書ける帖数は 9.267 ÷ 1.62 = 5.7帖。同じ6畳でも京間なら 10.93 平方メートル、団地間なら 8.64 平方メートルです。
江戸間なら 9.27 平方メートル(2.803坪)。京間なら 10.93、団地間なら 8.64 で、同じ「6畳」が 2.29 平方メートル違います。広告の畳数は1畳を 1.62 平方メートル以上として換算する決まりなので、この部屋は 5.7帖 までしか書けません。
このページの 4 個の計算値は2026年10月29日に実際のブラウザで実行し、別に算出した期待値と一つずつ突き合わせています(サイト全体で 2,808 値、228 個の計算機)。
よくある質問
6畳は何平方メートルですか。
規格によります。京間 10.93、中京間 9.92、江戸間 9.27、団地間 8.64 平方メートル。関東やアパートに多い江戸間なら 9.27 平方メートル、坪では 2.803坪です。
広告の「帖」と畳は同じですか。
同じとは限りません。不動産の表示に関する公正競争規約の施行規則が、広告の畳数は1畳を 1.62 平方メートル以上として換算するよう定めています。江戸間の畳を6枚敷いた部屋は 9.27 平方メートルなので、広告では 5.7帖 までです。
1畳は何坪ですか。
中京間だけがちょうど半坪です。3尺 × 6尺の畳を2枚並べると6尺四方、これが1坪で 400/121 平方メートル。京間の畳は1枚 0.551坪、江戸間は 0.467坪、団地間は 0.436坪です。
江戸間の6畳が広告で「5.7帖」になるのはなぜですか。
不動産の表示に関する公正競争規約の施行規則が、広告の畳数を1畳あたり 1.62 m² 以上で換算するよう定めているからです。江戸間の畳6枚は 9.27 m² なので書けるのは 5.7帖まで、京間の6畳は 10.93 m² あるので 6.7帖と書けます。帖は枚数ではなく面積の言い換えです。