合板計算 — 床・屋根・壁の枚数、列数、釘の本数
合板・OSB 1220 × 2440 mm(4 × 8 ft)の必要枚数を、床・屋根・壁の面積からロス込みで計算します。12 × 8 m の床ならロス 10% で 36枚、7列です。
床・屋根・壁の面積と合板のサイズから、ロス込みの枚数、幅方向の列数、最後の列で切り落とす幅を出します。釘やビスは、仕様で決まる1枚あたりの本数を入れると枚数ぶん掛けて出します。
早見表:サブロク(910 × 1820 mm)の枚数
| 床・壁の面積 | m² | 枚数(ロスなし) | 枚数(ロス 10%) |
|---|---|---|---|
| 1 坪 | 3.31 m² | 2 枚 | 3 枚 |
| 2 坪 | 6.61 m² | 4 枚 | 5 枚 |
| 3 坪 | 9.92 m² | 6 枚 | 7 枚 |
| 4.5 坪 | 14.88 m² | 9 枚 | 10 枚 |
| 6 坪 | 19.83 m² | 12 枚 | 14 枚 |
| 8 坪 | 26.45 m² | 16 枚 | 18 枚 |
| 10 坪 | 33.06 m² | 20 枚 | 22 枚 |
1枚 1.656 m²。計算機の選択肢にないサイズなので、この表か「面積 × (1 + ロス率) ÷ 1.656」で数えます。面積で割った数は下限で、実際の枚数は割付けで決まります。
| 面積 | — |
|---|---|
| 枚数(ロスなし) | — |
| 枚数(ロス込み) | — |
| 幅方向の列数 | — |
| 釘・ビス | — |
1枚 2.97 m²(32 ft²)— 実際の枚数は割付けで決まる。面積を1枚の面積で割った数は下限で、実際に買う枚数は割付けで決まります。元になった英語版が前提にしている米国のやり方では、合板は長辺を根太と直交させて張り、列ごとに半枚ずつずらします。そのため最後の列と、各列の最後の1枚は切って使います。床の幅が 1220 mm(4 ft)の倍数でなければ、列ごとに細い帯が1本ずつ余ります。既定の 10% は単純な長方形の床を見込んだ値で、隅棟や谷のある屋根なら 15% を入れてください。
釘の本数は数えるもので、推測するものではありません。1枚に何本打つかは、構造図の釘打ちの指定や合板メーカーの施工要領が決める間隔で決まります。一般に周辺部は中間部より間隔が細かく、下地の間隔によっても変わります。仕様から1枚ぶんを数えて入れれば、このページが掛け算をします。既定値を入れていないのは、既定値を置いた時点でそれが構造についての主張になるからです。このページは日本の規格(合板の JAS など)や日本の基準は読んでいません。日本の工事では設計図書と仕様書に従ってください。
本実(さねはぎ)と 4 × 9 ft。米国の本実加工の床下地合板は、実(さね)の分で幅が約 1/2インチ(約 13 mm)短くなり、1枚が覆う面積は 32 ft² より少し小さくなります。このページはそれを無視し、ロス率で吸収します。OSB でも数え方は同じです。米国では高さ 9 ft(約 2.74 m)の壁の下地に、横目地を避けるため 4 × 9 ft の板が売られています。上で選べば列数もそれに合わせて出ます。日本で多く流通する 910 × 1820 mm(3 × 6 判)は選択肢にありません。その板で数えるなら、上の「面積」に (1 + ロス率) を掛け、1枚 1.656 m² で割って切り上げてください。
サブロクはほぼ半坪です。 910 × 1820 mm は3尺 × 6尺の板で、1尺 = 10/33 m の尺で測ると 1.653 m²、ちょうど半坪です。実際の板は 1.656 m² で、0.2% だけ大きい。1坪(400/121 m² ≈ 3.306 m²)の床には2枚で、1枚は中京間の畳1枚とほぼ同じ大きさです。910 mm の格子で割り付けた床や壁なら、板の継ぎ目が格子の線に乗ります。1220 mm は 910 mm の倍数ではないので、シハチ(1220 × 2440 mm)の継ぎ目はその線に乗りません。
厚さは枚数を変えません。 国産材の構造用合板をつくるキーテックの製品表は、JAS 構造用合板 2級 C‑D、F☆☆☆☆、910 × 1820 mm で、厚さを 12、24、28 mm と挙げ、用途を住宅の床・壁などとしています。どの厚さでも1枚の面積は同じなので、上の表の枚数は変わりません。何 mm を使い、何本の釘をどの間隔で打つかは設計図書と仕様書が決めます。ここで読んだのはメーカーの製品表で、JAS(JAS 0233)の本文ではありません。
枚数 = 切り上げ(面積 × (1 + ロス率) ÷ 1枚の面積)。列数 = 切り上げ(幅 ÷ 4 ft)。釘・ビス = 枚数 × 入力した1枚あたりの本数。サイズの選択肢は米国の呼び寸法 4 × 8、4 × 9、4 × 10 ft で、計算もその ft の値のまま行います。 mm の値は 1 ft = 304.8 mm で換算したおおよその値です(4 ft は 1219.2 mm、通称 1220 mm)。
計算例
12 × 8 m の床に 1220 × 2440 mm(4 × 8 ft)の合板を張ります。何枚必要ですか。
- 面積は 12 × 8 = 96 m²。1枚は 4 × 8 ft = 32 ft² で、2.97 m²。96 ÷ 2.97 = 32.3 なので、ロスなしで切り上げて 33枚。
- ずらして張る切り落としの分として 10% を足します。96 × 1.1 = 105.6 m²、2.97 で割って 35.5、切り上げて 36枚。
- 幅 8 m は 26.25 ft。板幅 4 ft で割ると 6.6 で、切り上げて 7列。7列で 28 ft = 8.53 m を覆うので、最後の列で 0.53 m を切り落とします。
36枚、合板にして 107 m² ぶんを買います。釘・ビスの欄は意図して空けてあります。釘の間隔は構造の仕様が決める値で、目安で置くものではないからです。仕様から1枚ぶんの本数を数えて入れれば、このページが掛け算をします。
このページの 6 個の計算値は2026年10月29日に実際のブラウザで実行し、別に算出した期待値と一つずつ突き合わせています(サイト全体で 2,808 値、228 個の計算機)。
よくある質問
12 × 8 m の床に合板は何枚要りますか。
1220 × 2440 mm(4 × 8 ft、1枚 2.97 m²)なら、ロスなしで 33枚(96 m² ÷ 2.97 = 32.3 を切り上げ)、ずらし張りの切り落としに 10% を見込んで 36枚です。隅棟や谷のある屋根なら 15% を入れてください。
合板1枚に釘は何本打ちますか。
構造図の釘打ちの指定か、合板メーカーの施工要領が決めます。周辺部と中間部の間隔、下地の間隔で変わります。その仕様から1枚ぶんを数えて入れれば、このページが枚数ぶん掛けます。このページは間隔を仮定せず、日本の規格や基準も読んでいないので、日本の工事では設計図書と仕様書に従ってください。
910 × 1820 mm の合板で数えるには。
このページの選択肢は米国の 4 × 8、4 × 9、4 × 10 ft だけです。910 × 1820 mm の板なら1枚 1.656 m² なので、「面積」の値に (1 + ロス率) を掛けて 1.656 で割り、切り上げてください。12 × 8 m、ロス 10% なら 105.6 ÷ 1.656 = 63.8 で 64枚です。この場合、列数の欄は使えません。
サブロク1枚は何坪ですか?
910 × 1820 mm で 1.656 m²、ほぼ半坪です(3尺 × 6尺)。1坪は 400/121 m² ≈ 3.306 m² なので、1坪の床にちょうど2枚。面積で割った数は下限で、実際の枚数は割付けとロスで決まります。